浮気の証拠とは

「浮気」という行為は民法上、不貞という不法行為にあたります。

ところが「浮気」という行為が人によって個々様々な解釈があるのも事実です。

例えば、

①配偶者が異性の人とふたりっきりで食事に行った
②ふたりっきりでドライブしていた
③腕を組んで歩いていた
④手を繋いで歩いていた
⑤路上や人前でキスをしていた
⑥路上で抱き合っていた
⑦車の中で抱き合っていた
⑧異性の家に赴き、2,3時間一緒に過ごした
⑨異性に家に赴き、一泊した
⑩シティーホテルの1室に2,3時間一緒に過ごしていた
⑪シティーホテルの1室に一泊した
⑫ふたりっきりで旅行に行き、観光ホテルや旅館に一泊した
⑬ラブホテルで2,3時間を一緒に過ごした
⑭ラブホテルで一泊した

以上、14項目に分けてみましたが㈰から全ての行為に対して浮気と決めつける人は少ないかもしれませんが③以上の行為が見受けられれば完全に「浮気」と疑う人が多いかもしれません。しかし、①から⑩については探偵が視認し写真や映像に撮ったからといっても浮気の確証とは言い難いのが現実です。特に㈷については異性の家に行って一泊したのに何故と問われるでしょうが家の中でふたりっきりであったという保証は取れていないのです。仮に家族や友人が先に家にいた場合、不貞行為にまで及べないと判断されてしまいます。㉂についてもシティーホテルの場合、会議や打ち合わせなどでも利用される事が時にはあるからです。確かに①から⑩については「浮気」と判断されてもおかしくない行為ばかりですが単体行為ばかりだと「浮気」の証拠にはなりません。しかし、腕を組んだり、手を繋いだりして路上でもキスしてシティーホテルで2時間一緒に過ごしたとなれば話は変わってきます。心証的はかなり「浮気」に近い行為と見なされるでしょう。

探偵が実施する浮気調査とはこういった行為の積み重ねを集める事でもあるのです。確かに⑫から⑬の行為が簡単に認められればその時点で法的にも確実な「浮気の証拠」に成り得ますので調査は終了しますがそう簡単にラブホテルに行くとは限りません。まして現在は1回のラブホテルでの行為だけでは離婚の理由としては弱く、「浮気の継続性」も問われる事が多くなっています。

特に離婚するまででなく、夫婦間で話し合うだけの問題であれば㈫からの写真や映像でも相手を懲らしめるには適度な材料かもしれません。しかし、法的な不貞行為はしていないと絶対にしていないと言い張るはずです。その為には法的にも優位となる不貞行為の事実の証拠を押さえておく必要が生じるのです。

法的にも有効な浮気の証拠さえあれば話し合いから離婚調停まで全てにおいて優位に進むはずです。

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